ワイヤー矯正 Dental Implant

歯列矯正と言われて思い浮かべる銀色の装置…あれを使った治療がワイヤー矯正です。歯の表面にブラケットを着け、そこに通したワイヤーの力で歯を動かします。装置が目立つイメージはありますが、近年は比較的目立たないワイヤー矯正もあるので、ストレスを軽減した治療もできます。

った歯並び しいせの
両立のために

噛み合わせの調整は、科学的・医学的な根拠に基づいて行われるべきですが、医師の経験や勘、患者様の感覚といった、非常にあいまいなものに頼って行われることも少なくありません。
波多野歯科医院では、咬合学のピーター・E・ドーソン先生が提唱するドーソン咬合理論に基づき、咬合調整を行っています。顎が安定する位置(中心位)を基準として、歯周組織や顎関節、顔の筋肉などを総合的に見て調整します。
また、噛み合わせは歯並びを乱す原因のひとつでもあるので、正しい咬合調整は矯正の再治療を予防することにもつながります。単に歯を並べるのではなく、長期的に機能性・審美性を維持できるワイヤー矯正の提供に努めています。

正しい噛み合わせの両立のために

当院で受けられる
ワイヤー矯正
Wire orthodontics

ワイヤー矯正
メタルブラケット
メタルブラケット
一般的な金属製の装置です。金属製なので耐久性に優れ、調整が行いやすいというメリットがありますが、歯の表側に装着するので装置が目立ちます。他の矯正装置に比べて安価なので、なるべく費用を抑えて矯正治療を受けたい方にはオススメです。
クリアブラケット・
セラミックブラケット
クリアブラケット・セラミックブラケット
透明なプラスチック・白いセラミック製ブラケットなので、メタルブラケットよりも目立ちません。装置自体に厚みがあるため近くでは見えますが、遠目では目立ちにくい装置です。また、金属を使わないので、金属アレルギーの方でも安心して矯正を受けられます。

ワイヤー矯正 flow

  • flow1 初診カウンセリング
    初診
    初診カウンセリング
    歯並びや噛み合わせに関するお悩み、矯正治療に対するご希望をお伺いします。お口の状態を確認し、口元のレントゲンや口腔内写真の撮影、お口のなかのスキャンを行います。採取したデータを見ながら、どのような治療が必要か、受けられる治療法をご説明します。
  • flow2 精密検査
    検査
    精密検査
    正確な診断を下し、精密な矯正計画を立案するためには、多くのデータを取得する必要があります。口内・口元の情報だけでなく、お体全体のデータを採取します。
    • 1パノラマレントゲンでの撮影
    • 2歯科用CTでの撮影
    • 3口腔内スキャナーによる歯型採取
    • 4口腔内外の写真撮影
    • 5頭部のX線写真(セファログラム)
  • flow3 診断・治療の説明
    診断
    診断・治療の説明
    診断結果と、立案した矯正計画についてご説明いたします。使用できる矯正装置の種類や、想定される矯正期間、具体的な費用もお伝えしますので、分からないことがあればお気軽にご質問ください。
  • flow4 ワイヤー矯正の開始
    開始
    ワイヤー矯正の開始
    ブラケットを装着し、治療が始まります。装置を着けた状態で歯を磨くコツや、矯正中の注意点についてご説明します。ワイヤーによる締め付けに慣れるまで、痛み・違和感があるかもしれませんが、数日のうちに気にならなくなります。
  • flow5 精密検査
    観察
    定期観察
    定期的に受診いただきます。通院頻度は、大体1ヶ月に1回となります。ワイヤーの強さを調整したり、交換したりするだけでなく、ブラケットによって歯磨きしにくい状態なのでブラッシング指導も行っていきます。
  • flow6 保定
    保定
    保定期間
    計画通りに歯が移動したら、歯を動かす治療は終わりです。しかし矯正後の歯は不安定で、元の位置に戻ろうとします。整った歯並び安定させるために、しばらくは保定装置を着ける保定期間を過ごしていただきます。始めは1ヶ月に1回の通院が必要ですが、徐々に3ヶ月、6ヶ月と頻度が変わります。

ワイヤー矯正のQ&A
よくあるご質問

Q1
ワイヤー矯正の治療期間は
どれくらいですか?
お口の状態にもよりますが、実際に歯を動かす期間が1~2年、保定期間も同じくらいかかります。多くの場合はトータル2年~4年くらいかかります。もちろん、部分矯正の場合は短期間で完了することもありますし、重度の不正咬合なら6年くらいかかってしまうこともあります。
Q2
ワイヤー矯正は痛いですか?
マウスピース矯正に比べると痛みや違和感を覚える方が多いです。しかし、歯を動かす痛みや違和感は、どの装置を使っていても感じるものですし、装置をつけ始めた日・調整日から数日で気ならなくなることがほとんどです。
また、ワイヤーが頬の内側に刺さる場合は、ワックスを使うことで対策できます。ぜひご相談ください。
Q3
幅広い症例に対応できるって、
どんな歯並びでも
治せるのですか?
ワイヤー矯正は叢生(八重歯やデコボコの歯並び)、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、空隙歯列(すきっ歯)、開咬などの歯並びに対応できます。マウスピース矯正が苦手な、歯を大きく動かす必要がある歯並びにも対応できますので、まずは医師に相談することが大切です。
Q4
ワイヤー矯正になにか注意点はありますか?
いくつか注意点があります。
口内炎ができることがあります
ワイヤーがお口の粘膜に当たることで、痛くなったり口内炎ができたりする場合があります。
食事制限が
あります
装置が外れたり、壊れたりする原因になるため、歯にくっつく食べ物や硬い食べ物を控えていただきます。クリアブラケットの場合は、着色の原因になるような色の濃い飲食物もお控えください。
装置が外れる
トラブルが
起こり得ます
上記で挙げたように、装置が外れる・壊れる、ワイヤーが抜けるなどのトラブルが起こることがあります。トラブルが起きましたら、すぐにご連絡ください。